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@ゆいらのついったには書ききれない長文書きたいときorネタバレになるのでここに記したいとき用。多分ほっとんど稼働しません。

「THE DIGITALIAN」 収録曲感想② 17.Take Off !!!!!

収録曲感想、最後にボーナストラックです。

ここからは、私の勝手な想像と意訳による解釈をだらだら書きますんで、あくまで一個人の感想としてご覧いただければ幸いです。

 

17.Take Off !!!!!(ボーナストラック)

タイトルの五つの!と、作詞:櫻井翔のクレジットを見た瞬間から楽しみで仕方なかったボーナストラック。

聴いてみて。歌詞ブックレットを見て。

気付きがある度にじわじわ言葉に出来ないメンバー本人作詞の有難みが込み上げてきた・・・。

ブックレットに載ってる歌詞も愛を感じるけど、この曲、ここに載らない"合間"が大事な要素になってて、一言一句聴き逃せない!

 

まず、Take Off !!!!! ってタイトル通りに飛行機、フライトってテーマを頭から最後まで一貫して表現してるところが好きです。

 

"Good evening, Ladies and Gentlemen.

This is your Captain speaking.

We are ......"

『こんばんは、みなさま。

 こちらは機長です。

 私たちは・・・・(通常、現在○○の上空を通過しております、等の言葉が続きます)』

 

フライトのテーマに合わせて、まずはベーシックな英語の機長挨拶。

あえてGood evening(こんばんは)を使っている時点で、コンサートの公演時間を意識してるのかもなぁと。

そしてこの後の歌詞もコンサートでのC&Rを意識した掛け声が多くって、コンサートで一緒に盛り上がる想定をしてくれてるんならたまんないよ!って話。

 

「素人なりの我がこの飛行方法」

徹底してフライトのイメージ、そして素人なりの~って実にしょうさんらしい歌詞だなぁ~。

HPBの本業の方々顔しかめる、温室の雑草 に通じるものを感じるよ。

そんでさっきも書いたけど、とにかく全編にわたってコンサートでC&R出来る用の( )が多くって!

ここ覚えてけばいいんだな!望み通りにレスポンスしたるぞ!って俄然やる気になっちゃうよこんなん。

 
「We believe in you 信じゆく 光る5つの輪の向こう」

もうこの「5つの輪」を見た時点でわああ、これぞ嵐だーっ!!ってなるんだけど、それだけじゃ終わらない作詞:櫻井翔

「Are you ready?」と、声を掛けて、からの、

 

 My fellow, ARASHIANS!

 

この力強い声よ・・・!!

ツイでも見かけましたが、米ケネディ元大統領就任演説の一節

"My fellow Americans, (私の同胞のアメリカ人の皆さん)ask not what your country can do for you, ask what you can do for your country." を意識した言葉では、って想像が出来る。

すなわち"My fellow,ARASHIANS!"はそのまま置きかえると「私の同胞のARASHIANS!(嵐ファン、嵐に関わる皆さんを指すと思われる造語)」。

fellow「同胞」は、同じ国民、同じ主義主張を持った仲間のことを指すとのことだけど。

 

この「同胞」って言葉の輪の中に、おそらく、私たちは入れてもらえているんじゃないか?

私はそれだけで、もう、うれしくって仕方ない。

 

翔さんがインタビューなんかで度々使う「仲間」って言葉は、翔さんが他人に対して張る一定のバリアとか距離感のいらない、信頼できる近しい人を意識して指すことが多いなぁと常々思っていて。

翔さんがあえて「仲間」って呼ぶのは、学生時代のご学友だとか、キャッツの時のぶっさんだとか、Jr.黄金期をともに生き抜いたみんなだとか、そういう特定の気の置けない人に対してが大概で。

その「仲間」ともちろん全く同じではないけれど、「同胞」はニアイコールになり得る、翔さんにとって決して軽くはない言葉じゃないかなぁ、と思うんです。

ARASHIANSにかかる「My fellow(同胞)」。

もちろんファンだけじゃなく、マネージャー、スタッフ、ファン、それこそ嵐に関わってくれる全てのひとたちを対象とした言葉だと思うんだけど、それでも、その「My fellow」に私たちを加えてくれるんだって、それが、本当に嬉しくて泣けてきた。

 

こんな嬉しい呼び掛けをもらった後も翔さんのメッセージは途切れることなく続く。

ここで、歌詞に載らない"合間"が出てくるんだけど、それが、なんかもう愛されてるよ私たち!ってうぬぼれても良いような言葉の連続で。

 

サビ後の

 "This is our message, you know.

  Everybody. What's our name?

  Ready? 3.2.1 Come on! "

『これが俺たちからのメッセージだよ。

 みんな。俺らの名前は、なんだ?

 準備はいい?3,2,1,Come on!』

→「A to the r a shi...」×4 (A R A S H I)

もう、こんな完っ全にコンサートでの掛け合いを意識した呼び掛けをブックレットに載せずに潜ませてるのがさぁ!

どんだけ!粋なの!!

→からの翔さんがこっち指さしながら言ってくれそうな

 「....and you!」

やっぱり、入れてくれるんだよねぇ。

嵐の、同胞の、その輪の中に。

 

最後の最後。

一度、中盤で5つの輪を出して来ておいて、ここに来て

「信じゆく 光る5つの輪の向こう」

「信じゆく 光る6の輪の向こう」

も~~ね~~~。こんなこと言われたら無条件で涙チョロリだよもう~~・・・ってすでにそんな感じなんだけど。

よく聴くと、さらに、ここの二つの行の間に、歌詞に載らない言葉がまた入ってて。

 

「信じゆく 光る5つの輪の向こう」

 "My fellow, ARASHIANS!"

「信じゆく 光る6の輪の向こう」

 

あのね、正直、これがなくたって、私たちはなんとなく、5→6の「+1」は私たちのことかな・・・と想定できる。

それなのに、あえてここに強調して、誰を指すかを特定してくれた。

だから、どんだけ、粋なの・・・。

再び"My fellow, ARASHIANS!"って呼びかけることでより「6の輪」の意味を強調してくれるのが好き、大好き。

翔さんはいっつも言葉を伝える先にいる相手にどうしたら伝わるか、分かりやすくなるか考えて言葉を選んでいるのは、雑誌のインタビュー風景でライターの方が目にしたことを語ってくれているから分かるけど。

こんなとこまで翔さんは私たちにとって分かりやすい伝達方法を練ってくれているのかもしれない・・・。

 

だとしたら、この曲、とんっでもなく、しょうさんからの、嵐からの愛にあふれているんじゃない?

 

まぁ、ここまでだっらだら書き連ねたけど、この解釈が深読みしすぎだという方がいて当然だと思うし、私自身気持ち悪いのは自覚してるんですけど、それでも解釈は人それぞれであるし、何よりこの曲の作りが大好きなんです。

 

しょうさんが意識したと思われる演説の一節の元の一文

"My fellow Americans, ask not what your country can do for you, ask what you can do for your country."の和訳は、

『私の同胞の皆さん、 母国があなたの為に何をしてくれるかを問う(求める)のではなく、あなたが自国のために何をできるかを考えよう。』

歌詞にask....以下が入ってない時点で、この一文自体は伝えたいメッセージに入っていないのかもしれないけど。

私は勝手に、この言葉を頭の片隅に置いて嵐を応援していきたいなぁと思う。

 

 

最後にアルバム感想の総括。

メイキングでも言ってたけど、このタイミングでメンバーがアルバム楽曲制作に参加してるのが「攻め感」にとても繋がっていると思うし、

まさに15周年の置き土産、な Take Off !!!!!で5人とともに新しいフライトに私たちは旅立たせてもらえる。

アルバムを聴いてる間、とってもとってもしあわせでした。

まぁこんだけコンサート想定が云々語っておいて、私はコンサート参加できる予定はないんですが。

想像だけでも、楽しませてくれてありがとうって言える、素敵なアルバムだった。

オリジナルアルバムが今年も聴ける有り難さを噛みしめて、これからも聴きたいなぁと思う。

最後に、こんな取りとめのない文章と偏った解釈をここまで読んで頂いた方がいらっしゃるならば、ありがとうございます。失礼しました。

英語のスペルミスがあったらすみません_ノ乙(、ン、)_